様々な情報が溢れる中、「自分らしく生きたい」「他人の価値観に振り回されずにいたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、実際のエピソードを交えながら、自分軸を育てるための具体的な方法を7つの観点からご紹介いたします。
1. 自分の価値観を明確にする
まずは、ご自身が大切にしたいことや譲れないこと、ワクワクすることを言語化し、自分自身の軸を見つけていきましょう。
価値観リストやワクワクリスト、嫌なことリストを作成することで、自分の本音に気づくことができます。
エピソード:Bさんの場合
Bさんは周囲から「安定した会社員でいいね」と言われていましたが、実は週末に描くイラストが生きがいでした。価値観リストで「創造性」「自由」が上位に挙がり、「本当はもっとアートに関わりたかった」と気づいたそうです。その後、副業でイラストの仕事を始め、毎日が充実するようになりました。
エピソード:Dさんの場合
Dさんは「良い母親でいなければ」と頑張ってきましたワクワクリストには「バックパックで世界一周」「知らない国の料理を習う」「カフェで読書」などが並びました。最初は戸惑いもありましたが、そこから「週末にカフェで読書をする」など、小さなワクワクを日常に取り入れるようになったそうです。
2. 情報や環境との付き合い方を整える
SNSやメディア、周囲の声など、外部からの情報に流されすぎないよう、自分に合った距離感や取捨選択の方法を持つことが大切です。
SNS断ちや情報の取捨選択を意識してみてください。
エピソード:Eさんの場合
Eさんは毎晩SNSをチェックし、友人の華やかな投稿と自分を比べて落ち込んでいました。思い切って1週間SNSを断ってみたところ、読書やゆっくりお風呂に入る時間が増え、「他人の『いいね!』より自分の『好き』が大切」と気づけたそうです。
3. 境界線を設定し、守る
他人の期待や要求に流されず、自分の時間やエネルギーを守るための「ノー」と言う技術を身につけましょう。
断る練習やクッション言葉の活用が役立ちます。
エピソード:Fさんの場合
Fさんは頼まれると断れない性格で、無理を重ねていました。ある日、勇気を出して「今週は家族との予定があるので」と上司に伝えたところ、あっさり受け入れてもらえたそうです。それ以来、無理な頼みごとは上手に断れるようになり、自分の時間を大切にできるようになりました。
4. 自己肯定感を高める
自分の良いところやできたことに目を向け、失敗も経験値として前向きに受け止める習慣を持つことが重要です。
できたこと日記やご褒美習慣を取り入れてみてください。
エピソード:Gさんの場合
Gさんは「できたこと日記」を始めた当初は「書くことがない」と感じていましたが、「ゴミ出しができた」「ご飯を作った」など、日常の小さなことを書き出すうちに「私、毎日頑張っている」と思えるようになりました。
5. 思考と行動のパターンをやりたいこと重視にする
「~すべき」ではなく「~したい」という自分の気持ちを大切にし、小さな行動から自分らしさを実践していきましょう。
ひとり時間の確保や、小さな「やりたい」を叶えることから始めてみてください。
エピソード:Iさんの場合
Iさんは人前で話すのが苦手でしたが、「まずは挨拶だけでもハキハキ言いたい」と小さな目標を立て、少しずつ自信をつけていきました。
6. 人間関係を選び、育てる
自分の価値観を尊重してくれる人との関係を大切にし、心地よい距離感やコミュニケーションを意識しましょう。
心地よい人との時間や、気持ちを伝える練習が効果的です。
エピソード:Jさんの場合
Jさんは昔からの友人グループとの付き合いで疲れていましたが、趣味のサークルで出会った人たちと過ごす時間が心地よいと気づき、無理のない人間関係を選ぶようになりました。
7. 継続と振り返りを大切にする
焦らず自分のペースで進み、時には立ち止まって振り返りながら、少しずつ自分軸を育てていきましょう。
小さな変化で良しとすることや、完璧を目指さない姿勢が大切です。
エピソード:Mさんの場合
Mさんは「自分軸で生きる」と決意してからも、久しぶりに会った友人グループの中で無理をしてしまい、帰宅後にどっと疲れてしまったそうです。しかし、「前なら気づかずに無理し続けていたけれど、今回は『疲れた』と気づけただけでも進歩」と前向きに捉えられるようになりました。次は「もっと早く自分の気持ちを伝えよう」と、小さな目標を立てているそうです。
最後に
他人の価値観に振り回されず、自分らしく生きることは簡単なことではありません。しかし、少しずつでもご自身の心の声に耳を傾け、小さな一歩を積み重ねていくことで、必ず変化が訪れます。
誰かの期待に応えるためではなく、ご自身が心から笑顔になれる選択を、どうか大切にしてください。
そして、迷ったときや立ち止まりたくなったときは、いつでもこのブログに戻ってきていただければ幸いです。
みなさまの毎日が、より自分らしく、より豊かに輝くことを心より願っております。
これからも、みなさまの「自分軸で輝く人生」を応援しております。