子どもが「機嫌よくて素敵な大人」になるために、今できること。

「うちの子、勉強があまり好きじゃないみたい…」「テストの点数、いつも真ん中くらい…」

小学生の子どもを持つ親なら、一度はこんな風に思ったことがあるかもしれません。周りのお子さんが塾に通い始めたり、難しい問題に挑戦しているのを見ると、つい「このままで大丈夫なのかな?」と焦ってしまいますよね。

でも、少しだけ立ち止まって考えてみませんか?

私たちは、子ども「テストで100点を取る子」になってほしいのでしょうか。それとも、「自分の人生を機嫌よく、前向きに歩んでいける素敵な大人」になってほしいのでしょうか。

もちろん、両方なら最高です。でも、もしどちらかを選ぶなら、きっと後者ですよね。

勉強が“ほどほど”でも、大丈夫。学力以上に大切な「心の土台」を育むことで、お子さんは自分らしく輝く素敵な大人へと成長していきます。この記事では、そのために今すぐ家庭でできる3つのヒントをご紹介します。

目次

1. 「結果」より「今日の頑張り」を褒める達人になる

子どもは、親に認められるのが一番の喜びです。でも、その対象が「80点のテスト」や「かけっこで1位」という結果だけになってしまうと、子どもは「結果を出せない自分はダメなんだ」と感じるようになってしまいます。

大切なのは、結果に至るまでの過程(プロセス)に目を向けること。

  • 「計算ドリル、最後まで集中してて偉かったね!」
  • 「昨日わからなかった漢字、今日は書けるようになってる!すごい!」
  • 「宿題やりたくない日もあるよね。でも机に向かっただけで、もう花マルだよ」

たとえ小さな一歩でも、その日の頑張りを見つけて、具体的に言葉にしてあげましょう。「ママ(パパ)は、私のこと、ちゃんと見てくれている」という安心感が、子どもの自己肯定感を育む最高の栄養になります。

2. 「好き」や「得意」を一緒に見つける探検隊になる

勉強は苦手でも、絵を描くのは大好き。運動は得意じゃないけど、生き物の観察なら何時間でもできる。子どもには、一人ひとり必ず「夢中になれる何か」があります。

それを「そんなことより、勉強しなさい!」で終わらせてしまうのは、あまりにもったいない。

  • 一緒に図書館へ行く日を作る: 娘さんが興味を持った図鑑や物語を、思う存分借りてみましょう。
  • 「やってみたい!」を応援する: お菓子作り、プログラミング、ダンス…。「面白そう!」と言ったら、「じゃあ、今度一緒にやってみようか?」と背中を押してあげましょう。体験教室などに参加してみるのもいいですね。
  • 親も一緒に楽しむ: お子さんの「好き」に、「ママもそれ、知りたいな」と興味を示し、一緒に楽しんでみましょう。共通の話題は、親子の絆をぐっと深めてくれます。

「自分には、熱中できるほど好きなことがある」という経験は、将来困難にぶつかった時の大きな支えになります。「自分はこれでいいんだ」という自信にも繋がっていくのです。

3. 「まあ、いっか!」という魔法の言葉を贈る

人生は、思い通りにいかないことの連続です。失敗したり、誰かと比べて落ち込んだり。そんな時、一番近くにいる親が「なんでできなかったの!」と追い詰めてしまったら、子どもはどんどん自信を失ってしまいます。

私たち親ができるのは、「完璧じゃなくても大丈夫だよ」というメッセージを伝え続けること。

  • 忘れ物をしてしまったら、「誰にでもあるよ!次からどうするか一緒に考えようか」。
  • テストの点が悪くても、「そっか、今回は難しかったんだね。まあ、いっか!美味しいご飯食べよ!」。
  • お友達とケンカしてしまったら、まずは気持ちを受け止めて「そうか、悲しかったね」。

この「まあ、いっか!」という言葉は、失敗を許し、次に進むための魔法の言葉です。失敗しても大丈夫な安全基地(=家庭)があるからこそ、子どもは安心して外の世界へ挑戦していくことができます。

最後に:親の笑顔が、最高の道しるべ

子どもは、親の価値観を敏感に感じ取ります。親がいつもカリカリして、「勉強、勉強」と言っていたら、子どもにとって「勉強=ママを不機嫌にさせる嫌なもの」になってしまいます。

逆に、親が毎日を楽しそうに過ごし、「勉強も大事だけど、あなたが笑顔でいてくれるのが一番だよ」という姿勢でいれば、子どもは安心して自分のペースで成長していくことができます。

勉強ができることも素晴らしい才能の一つ。でも、それが全てではありません。
人を思いやれる優しさ、好きなことに夢中になれる集中力、失敗しても立ち直れるしなやかさ。これからの時代を生き抜くために本当に必要な力は、必ずしもテストの点数では測れないものばかりです。

「うちの子は、大丈夫」。
そう信じて、目の前にいる子どもの「今日の頑張り」と「素敵なところ」をたくさん見つけてあげてください。お母さん、お父さんのその笑顔が、お子さんにとって最高の道しるべになるはずです。

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